スタッフプロフィール

arakan
195X年生まれ。営業&編集職。
「遊びのち時々仕事、時によっては読んだり見たり呑んだりでしょう」の日々が理想だが現実は…。
ポスター・リーフレットなどの1枚ものから1,000ページを超える大部の記念誌まで、印刷物からWebやPV・イベントまで担当物件は種々様々。
ビール・日本酒・焼酎・ワイン、烏賊・雲丹・チーズ、ごはん・蕎麦・パンなどなど、好きな飲み物食べ物もいろいろ。
arakanの記事一覧
冤罪の根絶を願う
袴田さん、長い間お疲れさまでした。また、再審開始の決定に加え、拘置停止・釈放の決定まで下した静岡地裁(村山浩昭裁判長)に敬意を表します。
以前から、冤罪事件に関心を持ってきました。自白の強要・拷問(?)、供述調書の創作、証拠の捏造などなど、あまりに酷いことがまかり通っていることに愕然としたものです。まだまだ不勉強なので、詳しく書くほどの力量がありません。なのでここでは「読む・観る・聴く」を少しばかり紹介します。
<読む>
『記憶の闇 甲山事件(1974→1984)』松下竜一著、河出書房新社、1985年
最後のページを読み終え、すぐにまた最初のページを開き読みだしました。そんな本です。
『狭山事件 石川一雄、四十一年目の真実』鎌田慧著、草思社、2004年
数多い狭山事件関連本の一冊。万年筆の“デッチアゲ発見”の様子ほか、写真もあって理解しやすい。
<読む・観る>
絵本『ここが家だ ベンシャーンの第五福竜丸』絵:ベン・シャーン、構成・文:アーサー・ビナード、集英社、2006年
冤罪をテーマにした本ではありません。ベン・シャーンが描いた「サッコとヴァンゼッティ」が、ビナードの紹介文とともに巻末に掲載されています。
絵といい文章といい傑作絵本です。
<観る>
映画『BOX 袴田事件 命とは』監督・脚本:高橋伴明、2010年
数カ月ほど前、なぜか(たぶん新井浩文が出演しているから?)わが家の娘(二十代前半)がDVDを借りてきて真剣に観ていました。残念ながら貸出期限が来てしまい、私は観ていません。(百田なにがし原作、市原なにがし主演の映画ではありません。為念。)
<聴く>
『Hurricane』Words by Bob Dylan and Jacques Levy、Music by Bob Dylan、1976年
アルバム「Desire」の1曲目。殺人の冤罪で投獄されたボクサー、ルービン・ハリケーン・カーターの無実を訴える歌。ディランの変幻自在なボーカルとそれに呼応するバイオリンとドラムの迫力に圧倒されます。
世界記憶遺産の炭鉱絵師、
80歳を過ぎ酒は一日一升に控える
ご無沙汰しております。arakanです。
見てみたい、と思わせるテレビ番組ってあまりありませんよね。そんな中、人に薦められて見た番組がすこぶる良かった。「世界記憶遺産 山本作兵衛からのメッセージ~炭坑絵師がつなぐ未来」(2013/07/15 RKB毎日放送・TBSなどがネット)です。
山本作兵衛は、日本一の石炭生産地だった筑豊で約半世紀にわたって炭坑夫として働き、その記憶を1000枚以上もの絵に残しています。ユネスコは、それらの絵と彼の日記を2011年に「世界記憶遺産」に登録(日本での登録第1号)しています。
事典ふうの紹介はこのくらいにして、彼の絵はもちろん素晴らしいのですが、何と言っても彼の風貌が良かった。そして無類の酒好きなところも。何でも80歳を過ぎた頃には「自分も年をとったから、酒は一日一升に控えるようにした」と言ったとか。恐れ入りました。
ちなみに、「世界記憶遺産」とはユネスコが認定する「人類が長い間記録して後生に伝える価値があるとされる書物などの記録物」のことで、アンネの日記やグリム童話、ベートーベンの第九番自筆譜面などが登録されているそうです。
文化遺産や自然遺産もいいが、記憶遺産っていうのもかなりいい。ひょっとして、出版事業を行っている当社でも携われるかもしれない、などと想像するのも面白いし、世界の冠は付かなくとも例えば「我が家記憶遺産」とか「arakan記憶遺産」とか「当社の記憶遺産」を登録するとしたら何があるだろう、なんて考えるのも面白い。ま、arakanの場合は「記憶悲惨」かもしれませんが。トホホ。
番組については、http://rkb.jp/yamamoto_sakubei/でどうぞ。
驚愕の読書マラソン
はじめましてarakan(アラカン)です。
巷では入学式や入社式が行われていることでしょう。それら“式”の当事者ではないにしろ、
進級や人事異動で新たな第一歩を踏み出す人も多いことでしょう。
ともあれ、満開の桜がいよいよ散り始めた今日4月1日、2013年の新年度が始まりました。
この時期になると、思い出すことがあります。それは数年前のこと。
某大学の生協書籍売り場で、ある貼り紙に目がとまりました。
そこには「読書マラソンに参加しよう」と書いてありました。
「なるほど、大学生というのは本を読むことが仕事のようなもの。どんどん読書してほしいもんダ」と
感心しつつ近づいてみると、
「100冊以上読もう」と書いてあるではありませんか。
私は「ええっ」って思いました。「マラソン」っていうからには、
1年間で100冊っていうのは少なすぎないか、と思ったのです。
でも、その貼り紙をよく見て、もっと驚かされました。
「在学4年間で100冊以上を目指そう」と書いてあったのです。それが「読書マラソン」だと。
いやはや…。
もともとたいして本を読んでは来なかった私ですが、ここ数年、ガクッと読書量が減ってきました。
「老眼(酔眼)のせいでなかなか読めないんだ」と言い訳することなく、
やはりいい本をたくさん読んでいきたいと、今さらながら思っています。(なにせarakanなので…)
ということで、これからは、本のことを少しずつ書いていきたいと思っています。
本のネタがなかなか見つからないときは、映画や美術展、タウンウォッチングや酒のことなどを
綴るかもしれません。
プロフィールにも書きましたが、「読んだり見たり呑んだりでしょう」の日々が私の理想です。
期待しないでお待ちください。
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