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薫風と花嫁の父
はじめまして。buyu15(ブユウイチゴウ)です。
風薫る季節となりました。あやめが見ごろを迎えています。
この時期になると思い出す光景があります。
東洋一のハナショウブ品種を誇る水郷佐原水生植物園の「水郷佐原あやめ祭り」を以前取材しました。
あやめ祭り期間中に開催される「嫁入り舟」が素敵です。
サッパ舟が主な交通手段であった水郷の地ならではの「嫁入り舟」を再現した、本物の結婚式が執り行われます。
和装姿の花婿花嫁がサッパ舟に乗って園内の池を巡ります。
「花嫁さんこっち向いて」「お婿さん表情硬いよ」と観光客の歓声。
にこやかに、少し誇らしげに、軽く手を振る花嫁。
池中央にある中の島で、香取神宮の宮司による挙式が執り行われます。
無事挙式が済むと、観光客から一斉に拍手が沸き起こり園内に一体感が生まれます。
サッパ舟は三艘連なっていて、一艘目は花婿花嫁、二艘目は花婿の家族、三艘目は花嫁の家族です。
目は自然と花嫁の父を追っていました。
衆目の中での挙式だからでしょう。
サッパ舟の父上は姿勢を正し、淡々と、涼やかに振る舞っていました。
ただし笑顔はありませんでした。
主役は花嫁ですが、花嫁の父から、あやめのような凛とした印象を受けました。
今年も6月から「水郷佐原あやめ祭り」が開催されます。
あやめの薫りと嫁入り舟が楽しみです。
頭痛が痛い話
爽やかな五月晴れ。
こんにちは、tommyrot=管理人です。
少し前から気になっているTVCMがあります。
「キリンのどごし<生>」という第三のビールのキャンペーンCMです。
消費者から募集した夢をかなえてあげる、という企画で、
実現例として、長州力とプロレスしたり、アルフィーとバンド競演したりしてますね。
自分だってかなえてほしい「夢」はありますし、内容的には共感できる部分はあります。
でも、気になったのはキャンペーンの内容ではなく、ネーミング。
その名も「夢のドリーム」。
んん〜? 違和感!
これって「朝の朝礼」「骨を骨折」「後で後悔」「甘いスイーツ」等と同様の重複言葉?
というか、「夢」と「ドリーム」って、まったく同じ意味の単語ですよね?
日本語と英語のW表記で強調する狙いなのでしょうが、なんかヤダ。
そして先日、出勤途中にこんなものを発見。
駅前の100円ショップ前にあったガチャです。その名は・・・
「恐怖のホラー」(笑)。
(よく見ると「恐怖のホラーペタペタ」が正式名でしたが)
「恐怖」と「ホラー」って、明らかに被ってます。
「のどごし<生>」の方は、天下のキリンビールですし、作り手が気付かぬはずはない。
敢えて、のネーミングなのだろうと、大体の人は思うでしょう。
「あれって、おかしいよね?」的な反応も織り込み済み、だと。
しかし、ガチャの方は、作り手が気付かなかった可能性も・・・
正直、否定できない(メーカーさん、失礼・笑)。
我々も仕事上、言葉づかいや正しい日本語に注意しなくてはならない身ですが、
「期待して待つ」「まだ未定」「違和感を感じる」とか、自分でも言ってやしないだろうか?
「気を付けて注意」しないと「危険が危ない」ぞ。特に・・・
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